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東京・人形町の老舗「森乃園」で絶品ほうじ茶とスイーツを味わおう
香り高く、カフェイン少なめが特徴のほうじ茶は、特に女性に人気のお茶です。今回は、東京都にあるほうじ茶専門店「森乃園」を紹介します! ほうじ茶を買って、飲んで、そして「食べる」こともできますよ!
100年以上の歴史をもつお茶屋さん「森乃園」
「森乃園」は100年以上の歴史をもつ、ほうじ茶がメインのお茶屋さん。東京都、日本橋・人形町一帯にある甘酒横丁にお店を構えています。ドアなど無く、気軽に入っていける店内はどこか懐かしい雰囲気。大小さまざまなお茶が売られ、地元のお客さん、そして観光客からを引きつけています。
日本のお茶屋さんでも、ほうじ茶をメインに扱っているお店はほとんどありません。ほうじ茶好きの店主が「良質な茶葉を焙煎(ばいせん)したほうじ茶を、多くの人に味わって欲しい」と考え、作りました。
店内で販売されているお茶は京都や滋賀、鹿児島などの高級茶葉。毎日30種類以上のお茶を店主自身が煎じています。ほうじ茶をメインに煎茶や緑茶、紅茶などの商品も揃っており、訪日観光客には免税サービスも行っています。
ほうじ茶とは?どんな効果がある?
ほうじ茶とは、日本のお茶の一種。煎茶などを強火で焙煎したお茶のことで、茶葉の色は茶色く、独特の香りがあります。これは茶葉の中に含まれるカフェインが飛んで起こるのだそう。
ほうじ茶の利点は、低カフェインであること。胃への刺激が少ないので、睡眠前にも飲みやすいですよ。
一方でほうじ茶は、緑茶や煎茶と比べると、焙煎したときに栄養分も少し抜けてしまいます。そのため森乃園では、「桑葉ほうじ茶」や「しょうがほうじ茶」、「薬膳ほうじ茶」など、ほかの食材の栄養素を混ぜて商品開発を行いました。ほうじ茶の特徴はそのままに、利尿効果などの特徴が加わっています。
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人気和風スイーツは2Fで!「森乃園 甘味処」
ほうじ茶あんみつ(税込1,080円) Picture courtesy of 森乃園
森乃園ではお茶の販売だけではありません! お茶を使ったスイーツが食べられる甘味処も、とても人気。ほうじ茶を使ったパフェやケーキ、どら焼き(※1)などは高い評価を受け、メディアにも取り上げられるようになりました。抹茶よりも苦味が少ないので、食べやすいです。
2Fにはお茶の焙煎所があり、ほうじ茶の香りが楽しめます。落ち着いた空間に香ばしい香り広がる中、お茶を味わって、スイーツをいただく。これはどんな華麗なインテリアよりも魅力的だと思いませんか?
※1:どら焼き……パンケーキのような柔らかくて甘い生地に、あんこを挟んだ和菓子。
ほうじ茶アイスパフェ
店内の人気No.1メニューは、やはりほうじ茶パフェ(税込1,080円)。口に入れた瞬間にその魅力がわかります。
一番上のクリームから食べていきましょう。次に最中(もなか)、白玉。すべてほうじ茶の味がベースです。
次は大粒の栗、みかん、ほうじ茶味の長崎カステラや寒天、アイス、シロップなど……一口食べることにさまざまな味や食感が混ざる、魅力溢れる和風スイーツです。
夏に大人気のほうじ茶かき氷
ほうじ茶かき氷1,609円(Photo by 森乃園)
夏の人気メニューは、キンキンに冷えたかき氷シリーズです。
かき氷からもほうじ茶の香りを楽しんでもらうため、種子島産の原料と店内の極上のほうじ茶を融合し、濃厚なほうじ茶シロップを作ったそう。これをキラキラの氷にかけることで、見た目も味も素晴らしいかき氷が完成しました。
見た目はシンプルですが、何度も改良を重ねて商品が作られていました。
季節限定:抹茶シリーズのスイーツ
抹茶パフェとわらび餅セット(税込1,420円) Picture courtesy of 森乃園
10月初旬になると店内では、抹茶パフェや抹茶わらび餅、抹茶ぜんざいなど、抹茶シリーズのスイーツも販売されるようになります。ほうじ茶と抹茶、両方味わってみてもいいですね。
1Fでは超濃厚なほうじ茶ソフトクリーム
甘味処でスイーツを食べる時間がない方は、1Fでほうじ茶ソフトクリームを購入しましょう! 店内で1番人気の茶葉を使用した、香り高いソフトクリームです。食べたあと、口の中に残る香にりはほのかな苦味があり、病みつきになるおいしさ。
ほうじ茶味でできたどら焼きや長崎カステラ、ようかんも人気商品です。ほうじ茶を飲み、ほうじ茶スイーツを食べるのは非常にマッチしますよ!
まとめ
ほうじ茶の人気は国内外で高まっています。森乃園へ行き、ほうじ茶の深い香りに包まれてみてはいかがでしょうか。
In cooperation with 森乃園
東京に出てきて11年目です。